雪とペンギン＠海遊館

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先週末、海遊館に行ってきました。

・・・といっても、海遊館そのものには入館していないのです。目的は二つのイベントでした。

一つはペンギンパレード。普段は水槽のアクリル越しでしか見ることのできないペンギンを間近で見られる毎年大人気のイベントです。

海遊館前の広場に着くと、すでに６羽のオウサマペンギンが待機中でした。みなさま割合リラックスしていらっしゃいます。ペンギン好きのutaは大喜びで随分長い間見つめていました。ペンギンってつるっとした質感だとばかり思っていましたが、結構あったか素材なんですね♪（いやいや、触ってはいませんけどねっ）

そしてもう一つのお楽しみ、雪遊びイベント。

神鍋高原スキー場から運び込んだ５０トンの雪を使った雪遊びコーナーが出現すると聞いて、「雪で遊びたい」「雪だるまをつくりたい」とかねてから言っていたutaの望みを叶えてやろうとやってきたわけです。

オープン前から入場口にできた行列に並びました。それほど寒い日ではありませんでしたが、ずーっとコンクリート上に立っているとそれなりに体も冷えてきます。しかも開始予定時刻になってもなかなか始まらず、並んで待つことおよそ３０分・・・。子どもにとってはなかなかつらい時間ですが、楽しみな気持ちもあったからなのか、よく我慢していたなあと思います。並んでいる子どもたち、みーんなおりこうさんに待っていましたよ。

轟音とともに、降雪機でつくられた”雪”が降ってきました。いよいよです！・・・・・と思いきや・・・・・・。

私はgakuを連れて反対側からカメラをかまえていたのですが、うさんくさいニオイがぷんぷんしてきましたよ～。

この日は”広場を走る小さな列車に乗れる”というイベントもやっていたのですが、その列車に乗ってテンション高い中学生っぽいグループが雪遊び広場に到着したと思うと・・・行列などおかまいなしにいきなり乱入ですよ！

雪遊び会場の中央にはちょっとした坂があってソリ遊びができるようになっていました。入場口でプラスティック製のソリがいくつか用意されているのが見えたので、「あれでソリ遊びができるんだよ～。列の前の方だから貸してもらえそうやね～」なんて話してたんですけどね。中学生たちがほとんど奪っていきましたよ・・・非情？無情？そりゃないでしょ？・・・・と。一瞬のできごとでしたが、行列から離れてその様子を見ていただけに、客観的に見てもバカ正直に順番待ちしている小さな子たちがかわいそうでかわいそうで・・・。

おそらく、いえ、絶対に完全な”やらせ”です。

この日はイベントの初日だったようで、関西各局のテレビカメラや新聞記者たちが待機中だったんですよ。「雪遊びイベントで雪を楽しむ子どもたち」の画像を撮るために。

イベント主催者側か局が用意していた演出かそれはわかりませんよ。でも確実にやらせですよ、あれは。

用意していたエキストラがまだ小さな子どもだったらこんな気持ちにはなっていないのでしょうけど、中学生なだけになんじゃそら感は否めないですね・・・しかも小さな坂でどう考えても中学生には楽しめるとは思えない小さな雪スペースなのに必要以上のはしゃぎよう・・・おそらく「おもいっきり楽しそうにして」とかなんとか言われていたんでしょうけど。しらけてしまうくらいの過剰演出ですよ。

私なんかの弱小ブログでこんなことを書いても何も変わらないでしょうけど、あれはないでしょ！と声高に言いたいですね！！二度と来るか！こんなイベント！帰るで！バカらしい！！・・・心の中はそんな感じでしたが、娘にとったら割り込みをされたことなんかわからず、とにかく早く雪に触りたい、雪だるまをつくりたいとそれだけ・・・

私はハラワタが煮えくり返りながらも遠巻きに様子を見つめていました・・・。

で、楽しみにしていた雪だるま作りにさぞ励んでいるんだろうと思いきや・・・