やどかりくんがやってきた!
先日、だんなさんと子どもたちが3人で南芦屋浜に遊びに行った時のこと・・・。
業者の来訪があったり歯医者の予約があったり何かと用事がある日だったのでお留守番でした。
そんな私に一本の電話。とってみると、utaの声。
「ママ、あのね・・・・・やどかりとカニがいっぱい獲れたんだけど、おうちに持って帰っていい?」
言わされた感アリアリ。おそらく「パパはいいけど、ママにいいか聞いてみ?」かなんか言われたんでしょうな。
少し考えて、 「パパとutaちゃんが2人でちゃんと面倒をみるのなら、持って帰ってもいいよ」
と答えてしまいました。
生き物を飼って世話をするというのは悪いことではないと思うのですが、犬は子どもが小さいうちはありえないし、鳥や虫は論外(私的に、です)、小動物は弱いから命が短いし・・・となると、消去法で自ずとはじき出されるのが魚などを水槽で飼育・・・という道のみ・・・・。
魚は好きな方なのですが、水槽の掃除が大変だったり、ふと気づくと体半分がホネホネロックになった死骸が浮かんでいたりするじゃないですか・・・(怖)水が濁ってきたらインテリア的にもいけてない感じになったり、悪臭がしたり・・・。
実家で昔弟が熱帯魚を飼っていたので、そんなこんなを目の当たりにしていたためか、あんまりよい印象がなかったんですよね・・・・・。
それからなぜか、「おしゃれな水槽はデカイ!」という思い込みがあったんです。でも最近はコンパクトでインテリア性の高いものが色々出ているようで・・・・
一度ちら見したことのあったおしゃれな水槽の存在・・・そして、「やどかりならいいか」という考えなどを瞬時に計算し、「ま、いいか」という結論に達したのです。
で、こんな感じで・・・・
我が家のリビングのカウンターにおさまっています。
でも想像していたよりたくさん連れて帰ってるし、もれなくカニくんもいたりで、小さな水槽はいっぱいになってしまいました。
その小さな水槽のぐるりをぞろぞろ練り歩く姿は、なんだかかわいらしく、ついつい見つめ続けて癒されている自分に気づくのでした・・・。
海で拾った石や、少しのオブジェとともに、やどかりくんの新しい宿を数個入れておきました。直後にutaは、 「がんばれ!新しいおうちに行き!はよ行きっっ!」 と水槽にずっとはりついていたのですが、だんなさんに 「そんなすぐにはおひっこししないから、見てても仕方ないよ」 と諭されて残念そうだったのですが・・・・・
なんと!翌朝、一匹だけ見事にお引越しをとげた方がいらっしゃいました。すごい!これには私もかなり感動しました。
でも・・・・・。入れていた貝殻の中で最も大きなものをチョイスされたようで、狭い水槽をどうも自由に動くことができない様子・・・。
今日見た限り、その貝が最初に落ちていた土管(の形のオブジェ)周辺にしか行けていないようなのです。重いのか、不慣れなため動きづらいのか・・・・わからないですが、彼には少々分不相応な貝だったような気がします。
なんだか、人間界の悲哀を垣間見たような気がしました。分不相応な大きなお家を買って、資金繰りに困り身動きがとれなくなる人って多いよなあ・・・と。
身の丈に合ったお家で再出発するか、はたまたお家と一緒に心中するのか・・・・キザオ(私が勝手に名づけました。utaにはナイショ)の今後の動向に注目したいと思います。
はっっっ!!!!!!そうこうしているうちに、またお引越しを試みているやどかりくんが!!!
長いこと頑張って体も半分くらい出ていましたが、なかなかうまくいかないようでした。明日の朝にはおひっこしをとげているのでしょうか?
utaが、「きれいなおうちにおひっこししたやどかりさんを、パパと一緒に海にもどしに行ってあげるねん。それで、この辺のやどかりさんを全部きれいなやどかりさんにするねん♪♪」と小さな夢を語ってくれました。
「は?それって逆やろ?きれいなおうちにおひっこしができなかったやどかりくんははい、残念でしたーって捨ててきて海に還してあげて、きれいなやどかりくんで水槽をいっぱいにしたら、美しくていいやん。それに、きれいなやどかりくんを海に還した時点で、藻とか寄生虫とかでまた貝がすぐに汚れていくやろうしさ」 という、私の中のブラックくんがつぶやきそうになった言葉は、もちろん飲み込んでおきました。(鬼)
元々魚好きのだんなさんは、カニを海に還して、なにがしかの魚を飼おうとたくらんでいる様子ですが、私はなんだかんだいって、やどかりくんたちのおひっこし事情に夢中なのです♪
阪神間をあそぼうに掲載中
遊び場スポット 南芦屋浜ビーチ
場所 兵庫県芦屋市
カテゴリー 水遊び
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